真の知識にあうことは

真の知識にあうことは かたきがなかになおかたし 流転輪廻のきわなきは 疑情のさわりにしくぞなき 親鸞聖人

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正信念仏の日暮らし

加茂和上のご著書を拝読しておりますと、本当に心に喜びがしみじみと染みわたってまいります。少し紹介させていただきます。お勤めの正信念仏偈について聞かせていただきました。(加茂仰順師 『親鸞のことば ─正信偈のこころ─』第二章 正信念仏の日暮らし より)

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   一 題号の意味

「正信念仏偈」という題号については、とても大切なことですが、先徳解釈では四通りの見方があります。
 一には、「念仏を正信す」とするものです。これでは、名号(大号)と信心(大信)との関係を示すものとするのです。
 二には、「正信の念仏」とするもので、信のうえの称名をあらわします。
 三には、「正信即念仏」とするもので、これは信の体は名号であることをあらわします。
 四には、「正信と念仏」ということで、正因と報恩をあらわすにあります。
 そこでこれらのことをまとめてみますと、「念仏(名号)を正信する御教え」ということと、「正信し念仏する報恩の実践」ということとの二つが題号の意味であるということになります。

   二 正信念仏の日暮らし

 宗祖聖人の御教えの肝要は、第十八願のお謂れを預けよと仰せなされるのであります。そのことは朝な夕なに、拝読する正信偈にすべて述べあらわされてあります。蓮如上人は「聖人一流の御勧化の趣は、信心を以って本とせられ候」と仰せられてあります。信心というのは、如来の召しますままに召された味わいであります。罪深い私ではありますが、その私を目がけて本願をたて、その本願が成就あらせられてお喚びなされるのが、阿弥陀如来のお慈悲であります。そのお謂れを聞かせてもろうて、如来のお慈悲に一点の危ぶみもなく、はればれとお慈悲に打ちまかせられた心ののどかな味わいが、第十八願の御信心であります。私たちが正信念仏を頂くその味わいが現在の日暮らしの上に、念仏の声となって、相続をさせてもらうのであります。その相続ということは、ご信心は一生私たちから離れ去るものではないから続くのであります。摂めて捨てぬ弥陀のお慈悲であってみれば、摂められた私たちは、一生涯信心の行者なのであります。勿体ないことでありますが、この世の暮らしに心をとられて忘れがちではありますけれども、中に通って下さるお慈悲が思い出されて、それが念仏の声となってくるのでありますが、これが私たちのこの世の暮らしの一番の土台となります。この喜びはこの世の悲しみに消されることはありません。人のよろこびは人の世の悲しみに消されてしまいますが、おみのりの喜びは、この世の悲しみに消されるものではなく、却って悲しい人の世に弥陀のお慈悲こそ味われて参ります。
 「煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界はよろずのことみなもてそらごとたわごとまことあることなきに、ただ念仏のみぞまことにておはします」という、あの宗祖聖人のおよろこびは、これがそのまま私たちの信心のすがたとなってくるわけなのであります。これを心のすわりとして、現在の暮らしをさせてもらうのであります。退いては自分を慎しみ、進んでは世間のために出来るだけのはたらきをする。これが念仏者の御恩報謝の仕事になってくるわけであります。念仏は報恩でありますが、更にいろいろな世間の世渡りの上につとめることまでもが、御恩報謝となってくるのであります。現在の生活も正信念仏をもととして暮らしをさせてもらうのです。これが浄土真宗の行者であり、宗祖聖人の思召に順うわけなのであります。…

加茂仰順 『親鸞のことば ─正信偈のこころ─』 永田文昌堂、1973年

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