真の知識にあうことは

真の知識にあうことは かたきがなかになおかたし 流転輪廻のきわなきは 疑情のさわりにしくぞなき 親鸞聖人

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『妙好人のことば』を拝読して

梯 實圓和上の『わかりやすい名言名句 妙好人のことば』(法蔵館 平成元年)を最近また読み返してみたのですが、悲しいかな私の頭はすぐ忘れてしまうので、せめてここに感想と味わいを記しておこうと思います。

6人の妙好人と、5人の名僧の方の言行をとおして阿弥陀仏の本願のたしかさを味わわせていただけるご本です。

妙好人のお言葉は、よく聞かれたりするので知っているものも多いのですが、その人生や聞法の背景を知るにつけ、その言葉がまた真に胸に迫ってくるものがあり、涙が出てくるところもしばしばでした。

私のようなものも、念仏者の端くれとさせていただいておりますので、浄土真宗が芽吹いてから世に念仏者となられた方はいかほどおられるかとも思いますが、やはりこのように妙好人として伝えられる方は、素晴らしい心がけを備えておられたのだと思います。親孝行であったり、謙虚であったり、生き方が実直で、そこにはどこまでも自分に厳しく人には温かい、そんな人柄や姿勢を感じました。常に法に照らされた 懺悔があったのです。とても私はこの方たちのようにはなれないと思いましたが、ただ、もう一つどのお方も何よりおみ法に遇えたことをまずご自身が喜んでおられるのを感じました。慶び方を示してくださっているようです。ご一代記聞書にあります、尼入道でも喜んでいるのを見て人は信を獲るのだ、というお言葉が私は自分が励まされているようで好きなのですが、そんなことも思い出しました。

才市さんはものすごくたくさんの言葉を残しておられて、何かしょっちゅう言い触れ回っておられたようなイメージもあったのですが、意外にもあのような膨大な詩を書かれるようになったのは、60才を過ぎてからだそうです。亡くなられた後、戦後になってから紹介されて有名になられたのです。日々の生活をしながらその時々に浮かぶ思いを身近にあるもの書きとめておられ、それを夕方のお勤めの後、綴り方のノートに清書されていったそうです。100冊以上あって、残っているのは30冊余りだそうです。文字の読み書きもあまりできなかった才市さんがそのようなことを始められたのには、師の勧めがあって、おかるさんも歌の先生がおられて学ばれて歌を残しておられるそうですが、やはりどなたもそういう素晴らしい師のお育てや御教化があったのだと知らされました。

名僧のところでは、仏教・浄土真宗の学問の世界のすごさといいますか、私には遠い別世界のようなものを感じるのですが、(その博覧強記ぶりのすごさといったらないです)、異義や邪説に見舞われたりする中でも、このような素晴らしい名僧方の伝統と学問によって今日まで伝えられて、そしてまた妙好人を育てられたのだと深く感謝せずにいられません。これらの方のお言葉をとおしても、今私はご法義を聞かせていただくことができます。どの御方もそのご教化のお言葉は鋭く素晴らしく、私もこのご本をとおして直接にご説法を聴聞させていただいたような気持ちにさせていただきました。

印象に残った箇所はたくさんありましたが、少しだけ…

おやのこころと さいちのこころ
おやわたすける さいちわたすかる
ごおんうれしや なむあみだぶつ (才市さん)

才市よい
うれしいか ありがたいか
ありがたいときゃ ありがたい
なっともないときゃ なっともない
才市 なっともないときゃ どぎゃあすりゃ
どがあもしようがないよ 
なむあみだぶつと
どんぐり へんぐり しているよ
今日も くる日も やーい やーい (才市さん)

われ称えわれ聞くなれど南無阿弥陀
つれてゆくぞの親のよびごえ (原口針水和上)


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