真の知識にあうことは

真の知識にあうことは かたきがなかになおかたし 流転輪廻のきわなきは 疑情のさわりにしくぞなき 親鸞聖人

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念仏まうさるべし

片づけ物をしていましたら、大好きな本が目に留まりましたので思わず手にとって開いてしまいました。

何の気もなしにたまたま開いたページで、読ませていただいた私まで胸が一杯になってしまいました。

二五

 今朝のお勤めの後、蓮如様のご影前で「御一代記聞書」を拝読しました。その第一章の「道徳」を「仰順」と換えて、口の中で拝読しました。(自分の名を出してすみません)

 「向岸寺の仰順、御前にまいりたるに、蓮如上人おほせられ候。仰順はいくつになるぞ。仰順念仏まうさるべし」。

 蓮如さまのおことばを、よこどりするようで、勿体ないことでありますが、もしご在世にもう逢い、御教化のお座に連なって、親しく「仰順、仰順」と、およびごえを蒙ったならば、どんなにうれしかったであろうと思いました。
 声を出して、もう一度拝読しました。
 自分の声ながら、蓮如さまのお声のように聞きとれて、うれしくて、うれしくて、胸がいっぱいになって、あとはもう拝読することができませんでした。

 巻を掩うて、しみじみ、お姿を拝み、しばらくお念仏しておりました。
 蓮如さまは、お念仏を、どのようにお称えになっておったか、今これを知ることはできませんが、私は平生「ナマンダブ、ナマンダブ」とお称えしております。音調語勢で自然にこうなったのでしょう。そのお念仏は、夜分床の中で、身を休めたときに最も多く称えさせてもろうております。行儀の悪い、だだくさな(自分勝手な気ままな)称えようで、まことは勿体ないことであります。

 私はこのお念仏を、誰に教えられたか、いつおぼえたか、そのことはおぼえておりません。祖母のマンマンアンと言いふくめられたのが、お念仏のはじめであったのでしょう。それが唯今の「ナマンダブ」になったのではないかと思われます。

 幼な子が車の附いた木馬に乗って、遊んでいるのを見ますが、その幼な子はしきりに手づなを引いて、馬の進むのを喜んでおります。
 手綱を引くので馬が進むのではありません。背後から母親が押しているのです。
  よろこびにたえたり、われ称えわれ聞くといえどもこれはこれ、大悲招喚の声であります。
不法懈怠の私を、如来さまが、背後から、押しておって下さるのであります。
(加茂仰順和上『西の旅』第10章 ここにいのちあり)



hiromi念仏まうさるべし…

ただ、阿弥陀さまに喚ばれて引かれているだけです。うれしくて、うれしくて胸がいっぱいです。これからも後押しされてこの道をいくのですね。

なんまんだぶつ なんまんだぶつ

 

*Comment

NoTitle 

子供の頃、祖母から「だだくさにしたらいかんよ。もったいない。」と言われたことを思い出しました。物や時間を粗末にしてはいけないよ、というニュアンスでした。
方言と思っていたのですが、全国的に使うのかな~。
加茂仰順和上のご著書は3冊しか持っていませんが、親しみやすくていいですね。
「浄土真宗信心」は何度も読みましたが、何度読んでも新鮮でありがたいです。
  • posted by mary 
  • URL 
  • 2011.01/24 07:46分 
  • [Edit]

NoTitle 

よく言いますよね~、だだくさ。私はほとんど地元から離れたことがないので、何が方言なのかもよく分からないのですが…。
私も加茂和上が大好きで何冊か持っていますが、同じようなことでも何度でも新鮮な慶びが味わえるので不思議ですね。専門書は難しそうで私には手が出せませんが、一般向けには親しみやすく書かれてありますよね。ご法義に対しての厳しさのようなものと、信心決定あれかしの優しさのようなものも感じられて、直接お聞きしてみたかったなと思ったりもします。
  • posted by hiromi 
  • URL 
  • 2011.01/24 12:10分 
  • [Edit]

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