真の知識にあうことは

真の知識にあうことは かたきがなかになおかたし 流転輪廻のきわなきは 疑情のさわりにしくぞなき 親鸞聖人

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このhiromiは

昨日挙げた善太郎さんの言葉が本当に善太郎さんの言葉なのかもわからないし、他にどんな言葉があるのかなと思って私でも手に入る本を一冊ばかり取り寄せてみました。菅真義著『有福の善太郎』を読みました。

この前の文章の中にはなかったのですが、善太郎さんの書かれたものに特徴的なのは、「この善太郎は」と至るところで仰っていることです。

くしくも、善太郎さんの言葉を味わわせていただいた後に、「人の問題ではない、自分の問題、我が身の後生だった」と書かせていただいたのですが、善太郎さんもただ「この善太郎は」だったのだなあとしみじみ味わわせていただきました。

このhiromi目当ての、このhiromiめがけての、このhiromiが為の、
阿弥陀さまの五劫思惟・兆載永劫のご苦労、
そのなんまんだぶつ…

ああもう何も言えません
なんまんだぶつ、なんまんだぶつ

この善太郎

この善太郎は
生々世々発事(しょうじょうせぜはつごと)に
あわれのお慈悲かたまりのご開山善知識の聞けよ聴聞せよのご意見を
この善太郎は
耳にお聞かせに遇うてみれば
久遠劫のいにしえから、死にゆく臨終まで
この善太郎がすることなすこと
心に思うことも、口にゆうことも、目に見ることも
耳に聞くことも、手でなすことも、足になすことも
みなことごとく、今この世を未来にかわしたら
ことごとくみな、悪になる
この罪とがの報いをうけて
今ここで、この世が未来にかわしても
おそろしや、おそろしや、
この罪とがの障りをかかえておるゆえに
十方三世の諸仏にも
この罪とがかかえたものは、仏法の器にもよう入れんと……
除けるとのご意見ぞ、お聞かせに遇うてみれば
おそろしや、おそろしや
この罪とがの報いうけて
今ここで、この世を未来にかわしても
この善太郎
地獄、餓鬼、畜生道苦しみをうけて、この三悪道を
千劫万劫無量劫、浮かぶことはならんとのご意見
ええ(よい)目に遇うことは
卯の毛、イボでついたほどもないとのご意見
そのうえに、苦より苦に入り
くらきよきくらきに入り
苦しみより苦しみに入りて、泣いて無量劫
この善太郎
いがる(泣き叫ぶ)ばかりとのご意見
親とよぶ人もなし、子とよぶ人もなし
妻とよぶ人もなし、夫とよぶ人もなし、友だち朋友とゆうもなし
日輪のお照らしもなし、お月さまのお照らしもなし、星のお光もなし
まことにまことに、あわれ千万のこと
この善太郎は
この大暮れの真暗がりに、責めにおうて
ただひとり、幾千万劫泣いていがりて
苦しみをうけることとのご意見
この善太郎は
生々世々の発事に
あわれのお慈悲かたまりのご開山善知識の
聞けよ聴聞せよのご意見を
この善太郎が
耳にお聞かせに遇うてみれば
阿弥陀如来のあわれみ不憫とおぼしめして
死にゆく未来、後生の一大事は
まるでまるで、この阿弥陀如来が引きうけて
助けてやろう、救うてやろう、参らせてやろうご意見とは
この善太郎は
生々世々の発事よ
うれしや、とうとや、もったいなや
ただ今ここで、この世を未来にかわしても
三悪道に落ちて浮かぶことのならんとのご意見
この善太郎を
……の仏にしてやろうのご意見とは
ありがた、うれしや、もったいなや
この善太郎
なむあみだぶつ
この念仏、この善太郎のいのちあらんかぎりは
ご恩報尽仏として、ねてもさめてもとのうべきものなり
この善太郎
         下有福の善太郎の
         七十四の歳、十一月十一日にこれを書く
         姉金の釜田(家名)にて書いたもの

金剛の信心ばかりにて
ながく生死をへだてける
この善太郎が  




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