真の知識にあうことは

真の知識にあうことは かたきがなかになおかたし 流転輪廻のきわなきは 疑情のさわりにしくぞなき 親鸞聖人

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仰せばかりで参らせていただける


 聞きわけ、知りわけで、参れる浄土ではない。それなら、学者や僧侶はみな参れる。そんなことはない。
 如来は助けると言うて下されてある。如来の仰せだけは本当である。この仰せばかりで参れるのである。、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
  声あらば、あぶないことはない、火と水の中の細道ほそみちが見えようが見えまいが、
  あぶないことは少しもない。

二              
 いま、この私は、地獄のかまの上に油紙を一枚敷いて坐っているようなものであるそうな。何とおそろしい、悲しい身ではないか。
 それが、如来が助けて下さるということを一声ひとこえ聞いたら、地獄をのがれるだけではない。お浄土へ参ることができるのである。


 ありがとうない。ありがたくなくともそのまま助けてやる。
 よろこべない。よろこべなくてもよろこべないなりで助けてやる。
 何ともない。何ともなくてもそのなりで助けてやる。
 みんな忘れて、世間のことだけ。
 それでもそのなりで助けてやる。
 それが如来の仰せである。
 理窟りくつも何もあったものではない。
それが、如来のお助けの不思議というものである。


 とどのつまりを、そのままで助けてやるとあるが一念である。
 報謝は、つとめ、はげましていただかねばならない。


 如来は、助けねばならぬと仰せられてある。
 如来は、助けねばならぬ、助けねばならぬ、と言うて、ききなさらぬそうです。
 ぐずぐずの心がいつもの私である。いかなる心であっても、今のこころのなりで助けるとのことである。それで、いつでも安心なものであるが、またそのあとから、やっぱり、ぐずぐずの心がやまない。
 しかし、いかなる心でも、よい、わるいとは仰せられず、助けて下さるの如来の御心にはからわれて、念仏するだけである。これが自然じねんというものである。如来のお助け下さることのうれしさ、うれしやと、よろこぶばかりである。


 「そのまま助けるぞや」の仰せがなかなか受けられなくて苦労するのであるが、その仰せが胸に突きぬけて下されてみれば、お助けをうけることに苦労さえもなくなって、念仏させてもらえることの何たる幸せぞや。
 この者の心に変ったことはないが、変らぬことがいよいよ知られて、変ることのいらないことが明らかになって、お助けが思われ、胸がはればれして、お助けのたしかに思われた心に執着しゅうじゃくした心がお恥しい。生涯まちがい通しであるが、ついに如来のお助けによって往生させていただくのである。


 こんな者を、如来さまが、かならず助けてくださることがありがたい。助けてくださる、助けて下さると思うてよろこばせてもらう。
 この私を助けたいと申されるお心を聞かせてもらうばかりである。如来の助けると仰せられるお心の外には、信心も安心もタノムもない。


 必ず助けるの仰せを聞いたをあてにするのではない。とかく当にしているが、おそろしい。


 とかく、聞くときだけで、あとは何にもない。だからこそ、阿弥陀さまが助けてやるとの仰せ一つがありがたい。


 疑い晴れるばかりでお助けというのであるから、私は疑い晴れたでお助け、、、、、、、、、、と思うのは、私の疑わぬ心をたのむのである。安心はそうではない。疑いようのない御誓おちかい一つをタノムのである。

一一
 如来さまが助けてやると仰せられるお声一つをたのしみに、日暮らしをしている。
 如来のお勅命ちょくめい一つをよろこんで日を暮らしている。

一二
 如来のお助けをにぎったのでない。つかんだのでない。如来に握られている。つかまれている。

一三
 ただただ如来のお助けである。そのお助けも、私が思う前、聞く前のまるきり私に関係させない如来のお助け一つが、私の往生のしのぎであり、喜びであるから、私には何一つこれというものはない。握ったものは何一つない。これでというものは少しもない。人が何か言うと、そうでないとりきむが、りきんだり、きばるものは何もない。

一四
 私に全然かかわらない如来のお助けが、私の信心である。
 阿弥陀さまばっかりの前には、あともさきも残るものは一つもない。まことにありがたい。

…… 

加茂仰順和上『西の旅』百華苑 第7章 仰せばかりで参らせていただける



どれもこれも、本当に、ほんとに。

なんまんだぶつ
 

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