真の知識にあうことは

真の知識にあうことは かたきがなかになおかたし 流転輪廻のきわなきは 疑情のさわりにしくぞなき 親鸞聖人

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万能語

「絶対の幸福になれます」…魅力的な言葉です。

絶対の幸福とは、「大安心・大満足」ということだそうです。
部分的には合っているのかも知れませんが。

幸福になりたいというのは誰しもの願いで、安心と満足が得られたら幸福感があるというのもそのとおりで、じゃあどうなったのが安心と満足かとなれば、不安と不満がなくなった状態とも言えます。
お腹が空いている人が満腹になったら満足、お金がないことに不安を抱えている人ならたくさんお金が入ってきたらしばらく安心。

でもそれは束の間の満足だぞと言われて、じゃあ私がずっと抱えてきた不安や不満は何だろうとなります。

すると、死後の不安の強い人は、死後に不安がなくなるんだ、それは何と素晴らしいことかと想像しますし、罪悪感に悩む人がその罪によって地獄に堕ちるのではという不安におののいているならば、地獄に堕ちないと実感できることを、孤独感に苛まれてきた人なら、賑やかな寂しさのない心の境地を、あんな境地、あんな世界になれたら…と自分の望む世界を「絶対の幸福」という言葉に重ね合わせて希求するようになるのかも知れません。

でも、自分が欲しい世界、自分の想像した世界なら、「絶対」ではありません。私は相対のものしか知らないのですから、私が思うこことや願うことならばすべて、そこに私の想いが入る限り、絶対にはなり得ないのです。

相対の私の欲望を満たした世界を、絶対だと思い込まされて追い求めている限り、得られるはずもないのは当然でした。

聖者でもない限り、欲を絶つことなんてできません。絶っているのではなくて、自分の別の新たな欲望にすり変わっただけで、その欲望を満たすためにする行動を使命だとか目標だとか綺麗な言葉に置き換えて、何かを犠牲にしているような気分と引き換えに、自分の欲しいものが報いとしていつか与えられるように思って、結局自分の欲のためずいぶんと人やいろいろな物事を邪険にしてしまったように思います。

条件付きの救いでは、やっぱり人は迷うのです。私は救われませんでした。気がつかせてもらえたことが、本当に不思議です。私の力じゃないので…よいご縁をいただいたと感謝するしかありません。
なんまんだぶつ・・

*Comment

NoTitle 

私が学生部に在籍していた頃、勧誘の時にこの「絶対の幸福」を説明するのがいやでしたね。なぜなら、それを説明すればするほど、それは「相対の幸福」になりさがっていくからです。「絶対の幸福」に対する自分の理解が相対的なものであることが知らされるからでした。
阿弥陀仏から廻向される信楽を絶対の幸福と表現しなおすことが、そもそも無理なんですよね。
  • posted by 雑草 
  • URL 
  • 2011.07/31 11:54分 
  • [Edit]

NoTitle 

>なぜなら、それを説明すればするほど、それは「相対の幸福」になりさがっていくからです。「絶対の幸福」に対する自分の理解が相対的なものであることが知らされるから

本当にそのとおりですね。当時から気付いていらっしゃったとは鋭いですね。私はそこまで気付かなかったです。

>阿弥陀仏から廻向される信楽を絶対の幸福と表現しなおすことが、そもそも無理

ええ、それで惹き付けておいたとしても、肝心の廻向のお話が抜けてしまっていては、私の願いから阿弥陀さまの願いに転換させられることもないのでしょうね。
  • posted by hiromi 
  • URL 
  • 2011.07/31 15:31分 
  • [Edit]

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